子供の歯科治療・定期検診(乳歯や永久歯)
投稿日:2020年1月30日
カテゴリ:未分類
永久歯に生え替わるまでの乳歯には、とても重要な役割があるのをご存知ですか?
子どもの歯(乳歯)は生後8か月頃から生えはじめ2歳6か月頃に乳歯が生えそろいます。上下10本ずつで、計20本で乳歯列が完成です。
その後、6歳ごろになると6歳臼歯と呼ばれる歯が乳歯の奥に生えてきます。6歳臼歯は大人の歯(永久歯)のため、虫歯にしないように注意する必要があります。
個人差はありますが、だいたい12歳くらいまでが生え替わりの時期です。
幼児や小児の時代に健全な乳歯で過ごすこと、それこそが長い人生を支える永久歯とうまく付き合える鍵なのです。
生えてきたばかりの歯は石灰化が不十分のため酸に溶けやすく虫歯になりやすい傾向があり、さらに虫歯の進行が早く歯髄の炎症が起こりやすい特徴があります。
歯には生えてきてからフッ素やカルシウムなどを取り込みながら成熟する「萌出後成熟」という性質があり、フッ化物による耐酸性の向上は大人の歯に比べて高いと言われており、定期的なフッ素塗布は歯を虫歯から守るのに有効な手段となります。
ほかにも凸凹の歯の溝を埋めるシーラント(予防填塞)を行い、食べかすの停滞を防いで虫歯を予防する方法があります。
お子さまの歯を虫歯から守るためには日々の歯ブラシに加えて歯科医院での定期的な歯のクリーニング、フッ素、シーラント処置が大切となります。
◆お子様に歯医者でできること
・歯医者を身近に感じてもらう
・上手な歯みがきの習慣づけ
・歯のクリーニングとフッ素塗布
など
◆また、保護者の方には
・乳歯・永久歯の大切さを理解して頂く
・仕上げ磨きの重要性とポイント指導
・むし歯や歯周病の原因となる細菌の、感染に対する注意事項の説明
など
大切なお子様の歯を守るため、ぜひ定期検診に通いましょう。
スタッフ一同お待ちしています。
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