続・治療説明とカウンセリングについて
投稿日:2019年11月2日
カテゴリ:未分類
以前のブログで、当院では患者さんに理解して、納得してもらえるように、丁寧にカウンセリングし説明することをお伝えしました。
患者さんのお口の状態をまとめた「お口の健康手帳」を使い、主に4点について説明します。
(1.今のお口の中の現状と治療方法)こちらについては以前のブログへ。→ https://www.sakane-dc.com/lt6mba/
(3.歯の詰め物や被せ物の種類とその長所と短所) ■ 他の記事を読む■
(2.虫歯の治療の前に、歯のお掃除の必要性)
歯に詰め物や被せ物をするときに、歯に汚れや、歯石がついていると、精度の高い詰め物、被せ物をすることが難しくなります。
また歯ぐきが歯周病で充血していると、出血が邪魔をし、きれいな仕上がりにはなりません。いろいろな治療をきちんと行うためには、まずは歯の表面をきれいにし、歯石を取り、歯ぐきの炎症を抑え、引き締まった健康な歯ぐきの状態にする必要があるのです。
虫歯を治療した経験をお持ちの方多く見えると思います。その時に、詰め物、被せ物の説明がなく、気づいたら銀色の詰め物、被せ物が入っていたという経験の方もみえるのではないでしょうか?
本当はいろんな詰め物、被せ物の種類が選べられたのに、それぞれの材質、治療方法にはメリット、デメリットがあります。当院ではきちんと説明させていただいた上で、選んでいただけるようにしています。またその時にはいろんな疑問点が出てくることもあると思いますので、気になること何でもお聞きください。
(4.歯がなくなってしまったところの治療方法)
歯がなくなってしまった場合、もしくは今まで入れ歯を使っていたもののどうしても痛くてはめられない、慣れない…などいろいろとあると思います。
その方の骨の状態、上下のかみ合わせの関係、歯周病の進行状況、全身疾患(心疾患、糖尿病、骨粗しょう症など)などを考慮して総合的に判断し、治療方法を紹介します。その上できちんと相手の要望をお聞きし、説明用画像ソフトや説明用模型で分かりやすく説明したうえで、ベストな治療方法を一緒に考えていけたらと思います。